プリントタオルの種類が多く、どのタイプが自分に合っているか分からない方向けにざっくりではありますが各プリントタオルの特徴を1ページで確認出来るページをご用意しました。
多くのお客様が
プリントタオルを作成されたいと思った時
『何色のタオルに何色でロゴを入れようかな?』
と言った考えになるかと思うのですが、ここが少し厄介な点で、、、、
まず初めにご理解いただきたい点として
プリントタオル本体は基本的には全て白色
のタオルであると言う事です。
(EGタオルを除きます。後に説明します)
例えばコチラのタオルは
黒生地に白プリントに見えますが
実際は
白生地に全面を黒プリント(ロゴ部分は生地色)
なのです。
したがってプリントの種類としては
全面プリントタオルとなります。
少し見えている裏側が白色である事からも生地が白である事がお分かりいただけるかと存じます。
この基本情報を踏まえていただくと以下の説明も少し理解しやすくなると思うので、先に説明させていただきました。
以下、各プリントタイプをご紹介していきます。
フルカラー染めプリントタオル
点線内のみがプリント可能な範囲となるプリント範囲が狭い白生地専用プリントタオルです。
メリットとしては1枚からお安くフルカラーでプリントが出来ます。
点線内のみしかプリントが出来ないので、文頭にあるような黒背景に白ロゴの様なタオルは作成が出来ません。
全てのプリント方法の中で最もインクが生地に影響を及ぼさないのでプリント部分もタオルの毛の質感が全く変わりません。
範囲内プリントタオル
コスパ重視のお客様に一番選ばれているタイプです。
点線がプリント可能な範囲となります。
点線内に最大で3色デザインのプリントが可能です。
ただ、1色毎に1つの版が必要なプリント方法なので1色追加毎にお値段が高くなります。
またコチラも点線内のみしかプリントが出来ないので、プリント可能な範囲を塗り潰しても画像下の様にデザインの外側に
白フチが発生し、文頭にあるような黒背景に白ロゴの様なタオルは作成が出来ません。
ソフト顔料インクでプリントの質感としては納品時は若干ごわつきますが洗濯していく事で気にならない様になります。
EGプリントタオル
納期重視のお客様、小枚数でもどうしても生地全面に色がついているタオルをご希望される方に選ばれています。
Tシャツメーカーが作った唯一、元々色が付いているタオルにTシャツ用のインクでデザインをプリントします。
タオルの色は以下のお色があります(在庫要確認)
点線がプリント可能な範囲となります。
点線内に最大で3色デザインのプリントが可能です。
ただ、1色毎に1つの版が必要なプリント方法なので1色追加毎にお値段が高くなります。
注意点としては、Tシャツプリント用インクでプリントする為、デザイン部分は全てのタオルプリントの中でも一番ごわつき、吸水しません。
※テキスタイル向けの新プリント方法:ダイレクトFCプリントではフルカラープリントも可能です。
EGプリント(ダイレクトFCプリント)
全面プリントタオル(23営業日タイプ)
10年前までの物販向けプリントタオルの定番はコチラでした。
文頭の写真もコチラのタイプです。
今までと少し違う点は点線が『デザイン配置可能な範囲』である事です。
背景色はフチまでプリントが可能です。
点線内に最大で3色デザインのプリントが可能です。
1色毎に1つの版が必要なプリント方法なので1色追加毎にお値段が高くなります。
染料インクでプリントされる為、プリント部分も生地の肌触りが変わりません。
ただ非常に製造工程が多く、50枚未満のロットで製作が出来ない事、納期に1ヶ月以上かかるタイプとなります。
また染めプリントの為、細かいデザインはプリント時に滲んで潰れてしまう為、太くはっきりしたデザインである必要があります。
【レギュラーサイズ取り扱い停止】全面プリントタオル(15営業日タイプ)
※2023年7月より15営業日30枚からの製作が出来ていた顔料総ベタプリントについて、工場の都合で取り扱いが無くなりました。
近年、物販でも使用される事が多くなってきたタイプです。
全面に最大で2色デザインのプリントが可能です。
1色毎に1つの版が必要なプリント方法なので1色追加毎にお値段が高くなります。
上下のミミと呼ばれる部分は色でパイピングされます。
ソフト顔料インクでプリントの質感としては納品時は若干ごわつきますが洗濯していく事で気にならない様になります。
ただ、黒インクは生地へのなじみがあまり良くない為、当店では全面に広く黒を使用するデザインは品質的に当店の基準をクリアできない為お断りしています。
全面フルカラープリントタオル
近年、大型アーティストの物販でも使用される事が多くなってきたタイプです。
フルカラーで範囲を気にする事なくフルカラーでプリントが可能です。
染料インクで肌触りも良い上に細かいプリントも再現が可能です。
ただ最小100枚からである事と単価が高めになる事が難点です。
小ロットから全面プルカラープリントが出来るタオルを開発中(2024冬発売予定)
現在、ハンドタオルサイズのみでご用意している「全面染めプリントタオル」についてレギュラーサイズ、マフラーサイズを開発中です。
以上、ざっくりではありますが各プリントタオルのタイプのご説明となります。